Photographer: Andrew Harrer

ボラティリティーは善か悪か-ウォール街大手銀の決算発表で明らかに

  • 13日にJPモルガンとシティが1-3月期決算を発表
  • 大手5行の1-3月トレーディング収入は5.1%増-アナリスト予想
Photographer: Andrew Harrer

2017年の大半を通じトレーディング収入を圧迫した閑散な市場を嘆いた金融機関は、今年1月後半と2月のボラティリティーの急上昇を歓迎した。株式や外国為替、米国債、商品といった市場が活気を取り戻したからだ。しかし、ボラティリティーが全て均等に生じるわけではない。資産価格の大幅な変動で顧客がおじけづき、乱高下が過ぎ去るのをじっと待つことを決める場合もある。

  アトランティック・エクイティーズのアナリスト、ジョン・ヒーガーティー氏は、「ボラティリティーの急上昇は、短期的な確信に悪影響を及ぼすため、収入にマイナスだと刺激する銀行も複数ある。顧客は極端な変動の間、尻込みする」と指摘した。

Volatility Returns

Analysts expect trading revenues to climb 5% amid improved volatility in the quarter

Source: Analyst estimates, Bloomberg Intelligence

Note: Chart shows trading revenues at Bank of America Corp., Goldman Sachs Group Inc., Morgan Stanley, Citigroup Inc. and JPMorgan Chase & Co.

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  善か悪か、どちらのトレンドが支配的だったかはJPモルガン・チェースシティグループが1-3月(第1四半期)決算を発表する13日にまず明らかになる。ブルームバーグが集計したアナリスト予想によれば、ゴールドマン・サックス・グループバンク・オブ・アメリカ(BofA)モルガン・スタンレーを加えたウォール街の銀行大手5行のトレーディング収入は5.1%増の226億ドル(約2兆4200億円)と見込まれている。アナリスト予想では、ゴールドマンが最大の伸びとなり、モルガン・スタンレーとJPモルガンが続く見通し。

サントラストのチーフ市場ストラテジスト、キース・ラーナー氏は米国と欧州の銀行の業績を比較分析。

(出所:Bloomberg)

原題:Wall Street Is About to Answer the Good/Bad Volatility Question(抜粋)

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