ボーイングとエンブラエルの協議進展、ブラジル国防相「縁組」見込む

ボーイングとブラジル航空機メーカーのエンブラエルは、数カ月の協議を経て合意に至る公算が大きいと、ブラジルのシルバエルナ国防相が明らかにした。

  シルバエルナ国防相はサンパウロで開かれた展示会でのインタビューで10日、交渉担当者は合意に「近づいている。手短に言えば、おそらく何らかの縁組があるだろう」と述べた。

  国防相の発言は、両社の協議にこれまで慎重だったブラジル国防省の姿勢変化を示唆する。エンブラエルとボーイングが商用機分野で提携すれば、昨年10月にエアバスがカナダのボンバルディアの小型旅客機「Cシリーズ」事業の過半数持ち分取得に合意したことで始まった業界再編が、さらに加速することが見込まれる。Cシリーズは、エンブラエルが今年投入する機種との競合機。

  ブルームバーグ・ニュースが国防相の発言を報じた後、サンパウロ市場でエンブラエル株は急伸し、一時5.6%高となった。米市場でボーイング株は一時4.4%高。両社ともコメントを控えている。

  国防相は2社の取引の形態はわからないとし、「資産の総合共有、部分的共有、資産の切り離しなど、どのような形態の縁組になるかは尋ねないでほしい」と話した。

原題:Boeing, Embraer Get Boost as Key Brazil Official Sees ‘Marriage’(抜粋)

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