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株式「強気派はよろめいている」、テクノロジー株は売り-RBC

株高の背景にある状況は徐々に損なわれているものの、まだネガティブには転じていないと、RBCの米国株戦略責任者、ローリ・カルバシナ氏がリポートで指摘した。

  カルバシナ氏は「強気派はよろめいている」としながらも、株式に関する自身の建設的な見方は変わっておらず、「若干その見方が弱まった」にすぎないと指摘。S&P500種株価指数の年末目標を2890と、従来予想の3000から引き下げた。新しい見通しは9日の終値から11%の上振れを示唆している。同氏はS&P500種の1株利益見通しも151ドルに下方修正した。従来予想は155ドル。EBIT(利払い・税引き前利益)マージンの予想引き下げが要因。

  セクター別では、テクノロジーの投資判断を「アンダーウエート」に引き下げた。グロース株よりもバリュー株を引き続き選好しているという。同氏は業績やファンダメンタルズでのけん引力後退や同セクターが混み合っていることを巡る根強い懸念なども指摘した。

  同氏は一方で、公益事業株を「マーケットウエート」に引き上げ、ディフェンシブのエクスポージャーとして最善の選択肢だと分析。ヘルスケア銘柄は引き上げ方向の「アップグレード・ウオッチ」、一般消費財株は引き下げ方向の「ダウングレード・ウオッチ」だと付け加えた。ともにバリュエーションが理由だという。

  カルバシナ氏は金融とエネルギー、工業の各セクターを「オーバーウエート」、不動産投資信託(REIT)と生活必需品セクターは「アンダーウエート」でそれぞれ維持した。

原題:‘The Bull Is Limping’ and Tech Stocks Are Now a Sell, RBC Says(抜粋)

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