Photographer: Thomas Trutschel/Photothek

FAANGトレーダー、「規制当局に対する恐怖心」が勝利の方程式

  • 規制リスクにさらされるテクノロジー銘柄群は何年も出遅れた状態
  • データ問題でアンダーパフォーマンスが今年さらに強まった

フェイスブックを巡る最近の情報漏えいスキャンダルでデータ保護の機運が高まるずっと以前から、投資家は高騰するテクノロジー株において規制の怖さを見くびっていた。

  「NYSE FANG+(プラス)指数」の構成銘柄を見ると、顧客情報を収益化する企業と、より伝統的な財・サービスをビジネスモデルとする企業では、少なくとも過去4年間において後者の方が一貫して高いパフォーマンスを示している。この期間にデータ販売の依存度が低い銘柄群が約290%上昇したのに対し、依存度が高い銘柄群の上昇率は約80%だった。

  この分析ではフェイスブックとアルファベット、ツイッター、百度(バイドゥ)のグループと、アップルやアマゾン・ドット・コム、テスラ、エヌビディア、アリババ・グループ・ホールディングなど同指数を構成する残りの銘柄を比較。ルートホルド・グループの最高投資ストラテジスト、ジェームズ・ポールセン氏は、前者はビジネスモデルに直接影響を及ぼすさらに厳しい規制にいつか直面する可能性があるとみる。

  同氏は最近の顧客向けリポートで、「この業界における規制強化の問題は最近になってようやく深刻に取り上げられるようになったものの、株式市場はしばらくこの潜在的なリスクを軽視してきたようだ」と指摘。「実際に『非規制対象』のFANG関連銘柄のパフォーマンスは『規制対象』を一貫して上回り、2014年第3四半期以来その差は大きく広がっている」と述べた。
          

原題:‘Fear The Regulator’ Has Been Winning Strategy for FAANG Traders(抜粋)

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