「直接的な衝突なし」と投資家から安堵の声-習近平主席の演説

  • 習主席は対話が問題解決の方法だと表明、経済開放や輸入拡大も示す
  • 貿易対立を巡って改善の余地がある可能性を示唆-建銀国際証

習近平主席

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国の習近平国家主席が10日行った博鰲(ボアオ)アジアフォーラムでの演説に注目していた投資家やアナリストは、ひとまず安堵したようだ。

  アジア株や米株先物はアジア午前の取引で上昇。習主席は多国間貿易システムの支持を呼び掛けたほか、対話が問題解決の方法だと表明。貿易を巡る米国との緊張が和らいだ。習氏は銀行や自動車生産など中国経済を開放し、輸入を拡大、知的財産の保護を強化する方針を示した。

  建銀国際証券の調査部門共同責任者、蘇国堅氏(香港在勤)は米国との「直接的な衝突はない」と指摘。これは「貿易対立を巡って改善の余地がある可能性」を示唆していると述べた。

  MSCIアジア太平洋指数は一時0.8%上昇。日本のTOPIXは一時1%、香港のハンセン指数はそれ以上の値上がり。S&P500種株価指数先物は一時1.5%高となった。

原題:‘No Direct Confrontation’: Investors Voice Relief at Xi’s Speech(抜粋)

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