中国は外資による金融機関への出資制限緩和、年内に実施

  • 中国は昨年11月に銀行や証券などへの外資の出資制限緩和を発表
  • 対米対立過熱の中、習主席がボアオフォーラムでの演説で表明

中国の習近平国家主席

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

貿易を巡る米中の対立が過熱する中、中国の習近平国家主席は本土の金融業界開放に向けた取り組みを年内に推進すると表明した。

  習主席は10日、中国・海南島で開催中の博鰲(ボアオ)アジアフォーラムで演説、銀行や証券会社、保険会社に対する外資の出資制限緩和という昨年11月に発表した方針を2018年に確実に実施すると明らかにした。トランプ米政権が中国の輸入品への関税案を示す中、40兆ドル(約4290兆円)規模の本土金融セクターの自由化に向けた期限を示した形だ。

  中国当局は銀行に対する外資の出資制限を撤廃し、本土の証券合弁会社の過半数の株式取得を海外企業に認めるなどの案を11月に発表した。

原題:Xi Vows to Ease Foreign Ownership in Financial Firms in 2018(抜粋)

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