ドイツ銀CEO、目標未達容認せず-投資銀は不採算分野から撤退も

  • 18年調整後費用は230億ユーロを上回ってはならないとゼービング氏
  • 昨年4Qの失敗はいかなる状況でも繰り返してはならないと新CEO

ドイツ最大の銀行であるドイツ銀行の最高経営責任者(CEO)に新たに就任したクリスティアン・ ゼービング氏は、CEOとしての最初の目標を提示し、意思決定を迅速化するとともに不必要な官僚主義を取り除く必要があると行員らに伝えた。

  ゼービングCEOは9日付の行員宛てのメッセージで、「年初は堅実なスタートを切ったが、『堅実』はわれわれの野心ではあり得ない。 当行の収入という点でビジネスに対するわれわの貪欲さを取り戻す必要がある」と訴えた。

  ドイツ銀は収入の伸び回復を目指す大掛かりな再編の一環として、ジョン・クライアン氏の後任CEOにゼービング氏(47)を起用する人事を8日遅くに発表した。

  同氏は2018年の調整後費用について、230億ユーロ(約3兆240億円)を上回ることがあってはならないと説明。コストおよび収入目標の未達が同行に打撃を与えてきたが、新経営陣は目標の未達をこれ以上容認せず、「妥協の余地はない」とした上で、2017年10-12月(第4四半期)のような失敗は、いかなる状況下でも繰り返してはならないと主張した。

  ゼービングCEOはさらに投資銀行について、「十分な利益が得られない分野から撤退することで、成長のための資本を制限から解き放つことを目指す」と言明した。

原題:Deutsche Bank CEO Sewing Says Must Regain ‘Hunger for Business’(抜粋)

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