米銀ウェルズ・ファーゴ:ウェルス部門でも過度な営業行為-関係者

米銀ウェルズ・ファーゴによる不正行為の影響を受けたのはクレジットカードと預金の口座を持つ顧客だけではないかもしれない。

  ウェルズのウェルスマネジメント部門に詳しい複数の関係者やブルームバーグが確認した資料によると、同部門の一部顧客が行員に仕向けられて行った投資は、ウェルズの収入と従業員の報酬を最大化させるものだった。そうした投資は顧客にとって必ずしも最大の利益をもたらすものではなかったと、関係者らは語った。関係者のうち1人ならびに資料によれば、投資先の分野は不動産や投資信託、ローンなど。

  関係者らによれば、ウェルスマネジメント部門のアドバイザーらは2016年にも、大きなノルマが与えられ、繰り返し手数料の発生するローンや口座に顧客を仕向けることで割増手当を得ることができた。関係者にはウェルズの現アドバイザー1人、元アドバイザー5人が含まれる。

  ウェルスマネジメント部門の戦略を前進させていたノルマとインセンティブは、リテール部門での大量の無断口座開設につながったものと類似していたと、関係者らは語った。

  ウェルズは、ウェルスマネジメント部門がそうしたインセンティブを2017年まで活用していたと認めた上で、そうしたインセンティブは顧客には悪影響をもたらさなかったと説明。その上で、同行はウェルスマネジメント・資産運用部門の慣行を精査中だと加えた。

原題:Wells Fargo Sales Push Extended to Wealth Unit, Ex-Workers Say(抜粋)

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