PIMCO:中国、今年は手綱緩める公算-金融レバレッジ解消策

  • 金融デレバレッジは昨年と比べ漸進的かつ強度が低下する公算大
  • 新興国市場ポートフォリオマネジャーのミアス氏が述べた

中国当局による金融レバレッジ解消の取り組みの影響で、本土債の利回りは2017年に3年ぶりの高水準となったが、国内経済の成長鈍化に伴い今年は取り組みの手綱を緩める可能性がある。米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の新興国市場ポートフォリオマネジャー、ローランド・ミアス氏が語った。

  シンガポール在勤のミアス氏は、レバレッジ解消で中国は良好な進展を昨年見せたが、「今年の新たなエレメントは成長の勢いが恐らく鈍るということだ」と指摘。「金融デレバレッジのペースは昨年と比べより漸進的かつ、強度が低下する公算が大きい」と述べた。

  ただ、同氏はそうしたことはレバレッジ解消のキャンペーンを当局がやめる兆しではないとし、「そうした面でわれわれが注視している本土市場での展開からすると、まだ続くと考えている」と語った。

  また「長期的には中国でデフォルト(債務不履行)が増えるとの認識がある」と話した上で、「中国本土金融市場の発展にとって必ずしもネガティブなイベントではない。本土社債市場に投資する国際的な投資家には、効率的でうまく練られたリスク配分が重要だ」と説明した。

原題:Pimco Sees China Deleveraging Softening in 2018 on Slowdown (1)(抜粋)

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