ジャンク債は選別化へ、リスク許容低下-ブラックロックのリーダー氏

  • ボラティリティーの高まりなどを背景にリスク回避の動きが拡大
  • マクダーモットは買収資金調達のための社債発行で減額を迫られた

米資産運用会社ブラックロックで債券グローバル最高投資責任者(CIO)を務めるリック・リーダー氏は、米国のジャンク債市場の投資家のえり好みが強まり、リスクの高い買収案件の資金を賄う社債に対する許容度が低下していると語った。

  リーダー氏はニューヨークで行った記者会見後のインタビューで、高利回り債の発行市場について、需要は引き続きあるが、一層の選別化が進むとの見通しを示した。ボラティリティーの高まりとスプレッドの拡大、株安を背景に債券投資家はリスク縮小に動いている。

  エネルギー関連の建設エンジニアリング会社、米マクダーモット・インターナショナルは、シカゴ・ブリッジ・アンド・アイアンの買収資金調達のための社債発行で、条件引き上げと発行額の13億ドル(約1390億円)への減額を余儀なくされた。当初は15億ドル相当を予定していたが、融資による調達を増やし、投資家に有利な条件に改めざるを得なくなった。

原題:Junk Bond Investors Becoming More Picky, Says BlackRock’s Rieder(抜粋)

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