中国の威嚇射撃、ボーイングに配慮した公算-米政権へのメッセージか

  • 中国が示した米航空機への上乗せ関税案は生産終了近い機種が大半
  • 注意深く調整された案でトランプ政権へのメッセージ-JPモルガン

中国が米国への対抗措置として示した米航空機に対する関税案を注意深く読み、ボーイングの投資家は貿易戦争勃発への不安を和らげた。

  中国は一定範囲の重量の米航空機への関税を25%上乗せする案を発表した。これはボーイングについて言えば、737型機のうち生産終了に近づいている世代の機種を主な対象としていることになる。同社資料に基づくと、新型シリーズの737MAXでは1機種を除いて全機種が除外される。

  JPモルガン・チェースのアナリスト、セス・サイフマン氏は4日の顧客向けリポートで、「中国が示した案はボーイングに対する大きな打撃を避けるために注意深く調整されており、米政権へのメッセージとして意図された面がより強いように思える」と記した。

  中国が発表した上乗せ関税案は、重量1万5000-4万5000キログラムの航空機を対象としている。

Trade-War Target

Single-aisle passenger planes valued at $570 billion form bulk of Chinese demand

Source: Boeing

Note: Estimated number of planes to be delivered in China by 2036

原題:Boeing Seen Dodging Real Pain From China Warning Shot on Tariffs(抜粋)

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