バークレイズをムーディーズが格下げ-投資銀とリテール分離が影響

  • 長期発行体格付けをジャンク級を1段階上回る「Baa3」に下げ
  • リングフェンシングが債権者に与える影響を考慮したとムーディーズ

格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは4日、英銀バークレイズの長期発行体格付けと無担保優先債格付けについて、「Baa2」から投機的格付け(ジャンク級)を1段階上回る「Baa3」に引き下げたと発表した。投資銀行とリテール(小口金融)を分離するリングフェンシング規制への対応完了に伴う影響などを考慮した。格付け見通しは「安定的」。

  ムーディーズのシニアバイスプレジデント、アンドレア・ウサイ氏はリポートで、「継続する収益性の課題および『リングフェンシング規制』実施が既存の債権者に与える影響」を考慮し、グループ全体のクレジットプロフィルを評価した結果が、格下げに反映されたと説明した。

  ムーディーズは、2019年1月から施行されるリングフェンシング規制が、バークレイズを含む少数の英大手銀グループに影響すると予想。この規制に対応し、バークレイズは法的枠組みを今月から変更したが、資本市場ビジネスに起因するより大きな利益の変動にさらされるとムーディーズは分析した。

原題:Barclays’s Rating Is Cut by Moody’s to Lowest Investment Grade(抜粋)

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