トランプ政権、NAFTA自動車部材の原産地比率で譲歩案-関係者

  • 自動車部材を5つのカテゴリーに分け、比率に差を付けると関係者
  • メキシコ・ペソとカナダ・ドルは共に上昇、GM株も上げた

トランプ米政権は北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉で、最大の争点の一つとなっている自動車の域内部材調達比率引き上げについて、より受け入れられやすい案を提示した。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。米国は月内の暫定合意を強く求めており、これが交渉妥結のきっかけになる可能性がある。

  米国は当初、域内での無関税輸出の条件である域内部材調達比率を現行の62.5%から85%に引き上げるよう求めていた。これら関係者によると、最新の米国案は自動車部材を5つのカテゴリーに分類して、トランスミッションやエンジンなど重要部品にのみ85%を適用。同比率を低めにしたり、ゼロにしたりするカテゴリーも設けるという。この交渉について公の場で発言する立場にないとして、関係者らは匿名で語った。同案でまだ合意は成立していない。

  米国の新提案が伝わると、メキシコ・ペソとカナダ・ドルは共に上昇。ペソはニューヨーク時間4日午後4時16分(日本時間5日午前5時16分)現在、0.8%上昇の1米ドル=18.076ペソ。カナダ・ドルは0.3%上げ、1米ドル=1.277カナダ・ドル。ゼネラル・モーターズ(GM)の株価も上昇し、終値は3.0%高の38.03ドル。

原題:Trump Is Said to Soften Nafta Demand on Regional Car Content (2)(抜粋)

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