トランプ大統領、シリア駐留米軍の早期撤退を望む

  • 「イスラム国」掃討という主要任務はほぼ完了したと大統領
  • 米中央軍司令官:米軍はシリア安定化に貢献する役割をなお担う
Photographer: BULENT KILIC/AFP
Photographer: BULENT KILIC/AFP

トランプ米大統領は3日、シリアに駐留する米軍の早期撤退を望んでおり、撤退時期について「極めて速やかに」判断するつもりだと述べた。7年にわたるシリア内戦に関するトランプ政権の方針は依然あいまいなままだ。

  トランプ大統領はホワイトハウスでのバルト諸国首脳との共同会見で、「私は手を引きたいし、兵士らを帰国させ、米国の再建に着手したい」と発言。過激派組織「イスラム国(IS)」掃討という「米国の主要任務はほぼ完了した」と説明した。

  イスラム国が支配地域の大半を失う中、米国はシリアに米軍を駐留させ空爆を行う公然たる理由がなくなりつつある。しかし米国防総省の当局者らは、米軍撤退によりシリアのアサド大統領と同盟国のロシア、イランの勝利が確実になるのは望ましくないと明言している。

  米中央軍のジョセフ・ボーテル司令官はワシントンでの3日の会議で、トランプ大統領のシリア駐留軍の撤退に関する発言に直接言及しなかったものの、米軍はシリアの安定化に貢献する役割を引き続き担っていると述べた。

シリア駐留軍に関する計画を説明するトランプ大統領

)出所:ブルームバーグ)

原題:Trump Says He Wants U.S. Troops to ‘Get Out’ of Syria Quickly(抜粋)

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