フェイスブック活用で一枚上手だった-トランプ陣営主張にFBも同意

  • トランプ陣営の広告キャンペーンは「クリントン陣営よりも複雑」
  • トランプ陣営は献金者探し、クリントン陣営は幅広い支持確保を重視
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

トランプ陣営は、2016年米大統領選挙でのフェイスブック(FB)の広告ツール活用でクリントン陣営より一枚上手だったとたびたび主張してきた。大統領選の数日後に発行されたFBの内部白書は、同社のデータサイエンティストもこれと同意見であることを示している。

  内部白書の著者は「両陣営とも16年6-11月にフェイスブックに多額の支出を行った」と指摘し、この期間中のトランプ陣営からの収入が4400万ドル(現在のレートで約47億円)、クリントン陣営からの収入が2800万ドルだったと説明。「しかし、トランプ陣営のFBキャンペーンはクリントン陣営よりも複雑で、結果を最適化するフェイスブックの能力をより有効に活用していた」と分析した。

  ブルームバーグが入手し今回初めて取り上げられたこの白書は、トランプ陣営とクリントン陣営の違いについて詳細に説明。トランプ陣営が新たな献金者を見つけることを重視したのに対し、クリントン陣営は幅広い支持を確保することに集中したという。データサイエンティストによれば、トランプ陣営では予算の84%がフェイスブックで献金などの行動の呼び掛けに使われたのに対し、クリントン陣営ではこの割合は56%だった。

  フェイスブックにコメントを求めたが、これまで返答は得られていない。

原題:Trump’s Campaign Said It Was Better at Facebook. Facebook Agrees(抜粋)

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