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Photographer: Tomohiro Ohsumi

ドル・円は小幅安、米国株動向や米中通商問題を注視-106円台半ば

更新日時
  • 106円41銭から106円66銭まで25銭の値幅にとどまる
  • 不透明感だけがある中でレンジ感は強くなる-ソシエテ
Japanese 10,000 yen, left, and 1,000 yen banknotes are arranged for a photograph in Tokyo, Japan, on Monday, June 20, 2016. Japanese shares fell, with the Topix index dropping for the first time in three days, as the yen rose ahead of the U.K. decision on European Union membership and investors awaited testimony from Federal Reserve Chair Janet Yellen.
Photographer: Tomohiro Ohsumi

東京外国為替市場のドル・円相場は小幅安。ハイテク株中心に乱高下を繰り返す米国株動向や米中通商問題を巡る不透明感を背景に様子見ムードが広がり、狭いレンジでの値動きとなった。

  ドル・円相場は4日午後3時5分現在、前日比0.1%安の1ドル=106円56銭。前日の海外時間に上昇した流れを引き継いで朝方に106円66銭の高値を付けた後、実需の売りなどで106円41銭まで下押し、その後は106円台半ばでもみ合った。

方向感を欠くドル・円相場

  ソシエテ・ジェネラル銀行の鈴木恭輔為替資金営業部長は、「米株は経済をけん引してきたハイテクセクターが問題を抱えており、不透明感がぬぐいきれない。米中通商問題も互いにカードを出し合っている状態で、本当に措置に踏み切れるかどうかについて何かが進展があるわけでもない」と指摘。「そういう不透明感だけがある中でレンジ感は強くなる。ドル・円も上値の重さが意識される中で、売りから入りやすい面はありそう」と語った。

米USTRによる対中関税の品目リストについてはこちら

  大和証券の亀岡裕次チーフ為替アナリストは、「新年度入りで105円台に入ると機関投資家からの外貨買いが入りやすい。一方、107円台に入ると輸出企業のドル売りが出てきやすい。106円台は1カ月平均コストでもあり、1つの目安になる」と説明。「当面は105円~107円50銭のレンジで推移しやすい」との見通しを示した。

  ユーロは小動き。ユーロ・ドル相場は同時刻現在、ほぼ横ばいの1ユーロ=1.2271ドル、ユーロ・円相場もほぼ横ばいの1ユーロ=130円77銭で推移している。

  オーストラリアドルとニュージーランドドルは、米国株反発でリスク回避が和らぐ中でともに上昇。対円では豪ドルが一時1豪ドル=82円19銭と3月22日以来の高値を付け、NZドルも一時1NZドル=77円72銭と同月15日以来の水準まで上昇した。

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