Photographer: Dhiraj Singh

トランプ関税、中国から輸入する薬の主要原料が標的に

  • インスリンやワクチンなどの薬の原料に25%の関税賦課へ
  • 米国で消費される薬の原料の8割は外国産、中国は主要供給者
Photographer: Dhiraj Singh

トランプ政権の中国製品に対する関税案では、製薬会社が使用する多数の主要原料のほか、ペースメーカーや人工関節などの医療機器が標的になっている。

  対象品目リストによると、糖尿病治療で使われるインスリン、抗アレルギー反応薬、ワクチン、血液製剤、抗うつ薬などの薬の原料に25%の関税を賦課する。注射器や磁気共鳴画像装置(MRI)、除細動器、人工関節、ペースメーカーなど医療機器や診断機器も対象になる。

  米食品医薬品局(FDA)によると、米国で消費される薬の製造に使用される原料の80%以上は国外で生産されており、その大部分を中国がインドと並んで供給する。FDAは中国を「主要な供給者」と位置付けている。

  原料コストは通常、ブランド医薬品メーカーにとっては製品コストのほんの一部にすぎないが、基本的に低価格のジェネリック(後発医薬品)メーカーにとっては、より重要であり得る。米市場向けにジェネリックを製造する大手のテバファーマスーティカル・インダストリーズとノバルティス、マイラン、ファイザーに取材を試みたが、現時点でコメントは得られていない。

原題:Trump Tariffs Target Key Ingredients for Dozens of Drugs (1)(抜粋)

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