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Photographer: Dhiraj Singh
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トランプ関税、中国から輸入する薬の主要原料が標的に

  • インスリンやワクチンなどの薬の原料に25%の関税賦課へ
  • 米国で消費される薬の原料の8割は外国産、中国は主要供給者
An employee inspects tablets as they move along the production line at the Lupin Ltd. pharmaceutical plant in Salcette, Goa, India, on Friday, Feb. 7, 2014. Lupin, founded by billionaire Desh Bandhu Gupta, expects to gain share in the U.S. amid increased regulatory oversight and curbs on competitors including Ranbaxy Laboratories Ltd.
Photographer: Dhiraj Singh

トランプ政権の中国製品に対する関税案では、製薬会社が使用する多数の主要原料のほか、ペースメーカーや人工関節などの医療機器が標的になっている。

  対象品目リストによると、糖尿病治療で使われるインスリン、抗アレルギー反応薬、ワクチン、血液製剤、抗うつ薬などの薬の原料に25%の関税を賦課する。注射器や磁気共鳴画像装置(MRI)、除細動器、人工関節、ペースメーカーなど医療機器や診断機器も対象になる。

  米食品医薬品局(FDA)によると、米国で消費される薬の製造に使用される原料の80%以上は国外で生産されており、その大部分を中国がインドと並んで供給する。FDAは中国を「主要な供給者」と位置付けている。

  原料コストは通常、ブランド医薬品メーカーにとっては製品コストのほんの一部にすぎないが、基本的に低価格のジェネリック(後発医薬品)メーカーにとっては、より重要であり得る。米市場向けにジェネリックを製造する大手のテバファーマスーティカル・インダストリーズとノバルティス、マイラン、ファイザーに取材を試みたが、現時点でコメントは得られていない。

原題:Trump Tariffs Target Key Ingredients for Dozens of Drugs (1)(抜粋)

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