Photographer: Akos Stiller/

【NY外為】ドル上昇、米自動車販売の好調やアマゾン巡る動きで

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3日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。アマゾン・ドット・コムに対する措置に関する議論はホワイトハウス内では行われていないとの報道で、株式相場が上げを拡大したことが手掛かり。

  ブルームバーグのドル指数は朝方一時下げていたが、その後反転した。この日発表された3月の米自動車販売では、積極的な値引きが奏功して米主要メーカーの販売が市場予想を大きく上回り、消費冷え込みへの懸念が和らいだ。

  一方、米国債利回りが上昇する中で円は主要10通貨中最悪のパフォーマンス。トランプ大統領はアマゾンを連日批判しているものの、同社に対する具体的な措置に関する議論はホワイトハウス内ではないとの報道があり、アマゾン株は上昇に転じた。

  ニューヨーク時間午後4時59分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.1%高。ドルは円に対して0.7%上昇し1ドル=106円61銭。ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.2270ドル。

  ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、米国の減税が企業の意欲を高めたのは明白だが、減税が「実際に一段の投資につながる」かどうかはなお不透明だと述べた。また金融当局は株式市場のボラティリティーより実体経済の方をはるかに重視していると指摘した。

欧州時間の取引  

  欧州時間ではドルが軟調な展開。イースター(復活祭)の連休が明けた欧州では、この日が4-6月(第2四半期)最初の取引となったが、資金はドルにマイナスの流れとなった。

  そうした中で円は主要10通貨中、ドルに対して唯一値下がり。リスク選好がやや改善した。

原題:Dollar Mixed as Auto Sales and Amazon Drive Risk-Taking(抜粋)
Dollar Starts 2Q on the Back Foot as Commodity Currencies Rise

(第5段落以降を追加し、更新します.)
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