米自動車販売:3月は一般向けでフィアットがフォード上回る

更新日時
  • SUVが好調、GMとホンダも市場予想を上回る販売増
  • 業界全体の販売台数は季節調整済み年率換算で1750万台と、今年最高

3月の米自動車販売は、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の一般消費者向けの販売台数がフォード・モーターを上回った。一般消費者向けの販売台数でFCAがフォードを上回ることはまれで、米国におけるスポーツタイプ多目的車(SUV)ブームが浮き彫りとなった格好だ。

  FCAの販売台数は、SUV「ジープ」の好調などで前年同月比14%増と大きく伸びた。特にジープの新型「コンパス」の販売は6倍増だった。販売は市場予想を上回ったほか、レンタカー会社などの大口顧客(フリート)向け販売を除いたベースでフォードを上回った。

  今回の統計は、ここ数年見られる爆発的なSUV需要がしばらく続くことを示している。フォードはFCAに倣い、一部乗用車の生産を取りやめる一方、クロスオーバー車やオフロード車の生産を増やすため工場の設備刷新を進めている。

  他のメーカーでは、ゼネラル・モーターズ(GM)とホンダも販売台数の伸びが市場予想を上回った。特にGMは16%増と、伸び率は市場予想の3倍強となった。

  業界全体の販売台数は季節調整済みで年率換算1750万台と、今年最高を記録。予想の1680万台も上回った。
  メーカー別の詳細は表をご覧ください。

原題:Fiat Chrysler Shuns Cars ‘No One Wants’ as SUVs Spur a Sales Win(抜粋)

(最終段落に業界全体の数値を加えます.)
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