トランプ氏:問題の渦中にあるプルイット長官を激励、「味方にいる」

トランプ米大統領は、移動手段や出張などが問題視されているプルイット米環境保護局(EPA)長官に対して、職務は安泰だと伝えていた。政権当局者が明らかにした。

  匿名を条件に述べた同当局者によると、プルイット長官に電話をかけたトランプ大統領は、ホワイトハウスが「味方に付いている」から「戦い続けるように」と励ました。さらにケリー大統領首席補佐官も3日朝にプルイット氏に電話をかけあらためて同様のメッセージを伝えたという。

  問題となっているのは、エネルギー関連の有力ロビイストの妻からプルイット氏が昨年借りていた米議事堂近くのコンドミニアムの1部屋賃貸料だ。プルイット氏はこの部屋を使用した時のみ、1泊わずか50ドル(約5325円)の使用料を支払っていた。同氏が払った金額は約6カ月間で計6100ドルだった。このロビイストが務める会社の顧客にはEPAの規制対象が含まれていた。

  EPAの担当者はプルイット氏が交わした使用契約は連邦政府の規定を満たしており、贈収賄禁止には抵触していないと説明した。

  プルイット氏は移動にファーストクラスばかりを利用、地元オクラホマ州への頻繁な帰省でも調査を受けており、米民主・共和両党は今回さらなる調査を要求しているほか、EPA長官辞任を求める声も上がり始めている。

原題:Trump Is Said to Tell Embattled EPA Chief ‘We’ve Got Your Back’(抜粋)

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