米新車ショールームから消えるサブプライムの買い手-金利上昇響く

  • 1-2月の新車販売、サブプライム融資利用者で落ち込む
  • 3月の米新車販売、昨年8月以降で最も低調なペースか
Photographer: Bloomberg/Bloomberg
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

少し背伸びして新車を購入しようとする消費者が全米各地の自動車ショールームから消えつつある。

  信用力が乏しく予算も厳しい消費者を市場から閉め出しているのは、金利上昇と新車価格だ。調査会社JDパワーによれば、今年1ー2月の新車販売は信用力が最も高い借り手では横ばいだが、サブプライム(信用力の低い個人向け)自動車ローン利用者では9%減となっている。  

  JDパワーのデータは、長期にわたる拡大後、新車販売が2017年に減少に転じた米自動車市場の水面下で何が起きているかを示唆している。

  ブルームバーグがアナリスト予想を集計したところによれば、3月の米新車販売は、ハリケーン「ハービー」がテキサス州のメキシコ湾岸地域にあるディーラー各店に大きな被害を与えた昨年8月以降で最も低調なペースになる見込み。

Credit Profiles

Subprime customers fell out the market during the recession, then came back fast

Source: J.D. Power

  日産自動車の米国セールス担当シニアバイスプレジデント、ダン・モーンケ氏は「サブプライムのバブルがあるわけではない」が、金利上昇はまずそうした顧客に影響を与えることになると指摘。「実際に下降しつつある市場の一部だ」と話した。

原題:Subprime New-Car Buyers Going Missing From U.S. Showrooms (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE