Photographer: Daniel Acker

「FAANG」株の米国株全体への影響、実は大きくない

  • S&P500の年初来下落率は3%、FAANG除外で4%前後に悪化
  • 米国株全体への懸念材料に米中貿易摩擦や短期借り入れコスト上昇

いわゆる「FAANG」株急落はこのところ大騒ぎになったものの、米国株全体への影響は実はそれほどでもない。

  S&P500種株価指数は年初来で約3%下げ、2009年以降で最悪の幕開けとなっているが、FAANG銘柄のフェイスブックとアマゾン・ドット・コム、アップル、ネットフリックス、グーグル親会社アルファベットを除外すれば、下落率は4%前後に悪化する。過去2週間では、どちらも約5%値下がりした。

  米ハイテク大型株は現在、S&P500種の約11%を占め、アマゾン株は過去1カ月に9%前後、フェイスブック株は約12%下げた。だが、こうした銘柄を除いても米国株が全体的に値下がりしている事実は、株価の先行きに幅広い不安があることを示唆している。懸念材料としては米中貿易摩擦流動性を脅かす短期借り入れコスト上昇などが挙げられる。

原題:Don’t Blame the FAANGs, the Rest of the Market Is Going Down Too(抜粋)

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