ソシエテG、サイクル終盤ボラティリティーの急激な高まりを警告

  • アルゴリズム取引の進歩でトレーディングの問題が悪化とソシエテ
  • 18年は中銀が提供する純流動性フローが09年以降で初めてマイナスに

市場にボラティリティーが定着する可能性はあるが、それに備えて投資家ができることも多い。

  仏銀ソシエテ・ジェネラルのフローストラテジー&ソリューションズ責任者、コク・アグボブルア氏を中心とするストラテジストらは、4-6月(第2四半期)の見通し(3月30日公表)で「株式と債券の相関それ自体のボラティリティーが高まる状況で、サイクル終盤のクレジットボラティリティーの急激な高まりと分散、クロスアセットのボラティリティーに対するリスクヘッジを行うこと」を重要なテーマとして挙げた。

  テクノロジーの予期せぬ結果を検証する英テレビシリーズから命名した「マクロ『ブラックミラー』」と題するリポートはまた、2月初めのボラティリティースパイラルを例に取り、アルゴリズム取引などの進歩が、「市場の流動性の深刻なゆがみ、あるいは錯覚」によってトレーディングの問題を悪化させていると警告した。

  ストラテジストらは2018年について、全ての中央銀行が提供する純流動性インフローが09年以降で初めてマイナスとなり、相関関係とクロスアセットボラティリティー、リスクプレミアムにおける「レジームチェンジ」のきっかけになるとの見通しを示した。

  ソシエテ・ジェネラルのリポートは、ボラティリティー関連のトレードとして、マークイットiBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド指数の構成銘柄で最も流動性の高い約200銘柄から成り、ソシエテが開発したハイイールド・バスケットでクレジットリスクをヘッジすることなどを勧めている。

原題:SocGen Warns of Late-Cycle Volatility Bursts in Months Ahead(抜粋)

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