鴻海10-12月利益はシャープ株売却益2400億円が押し上げ-アナリスト

  • 売却益がなければ市場予想下回っていたとアナリストらが指摘
  • 2017年通期決算から推計した10-12月の純利益は717億台湾ドル

電子機器受託生産を手掛ける台湾の鴻海精密工業の昨年10-12月(第4四半期)純利益は、子会社シャープの株式売却益がなければ市場予想を下回っていたと、アナリストらが指摘した。

  元大証券投資顧問の地域調査責任者、ビンセント・チェン氏は鴻海が2017年決算を発表した後の3月30日のリポートで、鴻海は「シャープのC種種類株の売却で660億台湾ドル(約2400億円)の利益を得た」と説明。10-12月期の1株利益は「シャープのC種種類株の売却益を除けば、市場コンセンサスを65%下回っていただろう」と分析した。

  富邦証券のアナリスト、アーサー・リャオ氏も同様の結論を示した。鴻海の広報担当にシャープ株売却の詳細な説明を求めたが、これまでに返答はない。

  鴻海が30日発表した2017年通期決算から推計した10-12月の純利益は717億台湾ドル。

原題:Hon Hai Profit Propped Up by Sale of Sharp Shares (Correct)(抜粋)

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