Photographer: Akio Kon/Bloomberg

日本株「月初高」傾向、「つみたてNISA」が強化も-ゴールドマン

  • 毎月第1営業日の買いインパクトは約125億円と試算
  • ポートフォリオのリバランスでパフォーマンス改善も可能

今年これまでの日本株相場は堅調には程遠い。不安定な値動きに強気派と弱気派の双方が振り回される中、ゴールドマン・サックスは月初に表れるユニークなパターンに注目している。

  日経平均株価は2016年7月から18年2月まで20カ月連続で毎月第1営業日に上昇した。こうしたアノマリー(理論的根拠のない経験則)は日本株に限ったことではないが、ゴールドマンは「つみたてNISA」の開始がこのトレンドを強化し得るとみる。

  秋葉茅麦氏らゴールドマンのアナリストは顧客向けリポートで、NISAや投資信託の国内の個人口座からの毎月の積立金総額は約500億円近いと推定。毎月第1営業日のこうしたファンドからの買いインパクトは約125億円と、東証1部の1日の売買代金の約0.5%に相当するとしている。

  ゴールドマンによれば、現在の買いインパクトが「あまりに大きい」ということはない。ただ、政府が推進する新たなNISAの枠組みの下で積み立て投資の伸びが促されれば、日本株の月初高効果が強まる可能性があると秋葉氏はみている。このトレンドに基づいてポートフォリオをリバランスすることで、他の戦略を用いることなくパフォーマンスが改善する可能性があるという。

原題: Goldman Says Watch Out for How Japanese Stocks Start the Month(抜粋)

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