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Photographer: Bloomberg/Bloomberg
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米国株が反発、四半期ではマイナス

更新日時
A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Thursday, March 29, 2018. U.S. stocks climbed as markets moved toward the end of a tumultuous quarter on a high note. Equities in Europe also rose following a mixed session in Asia.
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

29日の米株式相場は反発。テクノロジー銘柄が特に買われた。ただ米国株は、四半期ベースではマイナスとなった。米国債は値上がりした。

  • 米国株は反発、テクノロジー高い-四半期ではマイナス
  • 米国債は上昇-10年債利回りは2.75%割る
  • NY原油は反発、OPECが減産延長を示唆-月間でも上昇
  • NY金はほぼ変わらず、四半期では2011年以来の3期連続上昇

  S&P500種株価指数ではエネルギーと半導体が上げを主導。アマゾン・ドット・コムの株価回復も寄与した。トランプ大統領は朝方ツイッターで、アマゾンは税金を払っていないと批判。同社株は午前中、軟調な展開となっていたが、ホワイトハウスの報道官が政権としてアマゾンに対し行動を起こす計画はないと述べたことから、午後に上げに転じた。米国債市場では10年債利回りが低下し、2.75%を割り込んだ。米商務省の発表した個人消費支出(PCE)統計によれば、2月は前月に続き個人消費の伸びが所得の伸びを下回った。

  S&P500種株価指数は前日比1.4%高の2640.87。ダウ工業株30種平均は254.69ドル(1.1%)上げて24103.11ドル。米国債市場ではニューヨーク時間午後1時59分現在、10年債利回りが4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.74%。30日がグッドフライデー(聖金曜日)の祝日のため、この日の米国債市場は米東部時間午後2時までの短縮取引だった。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反発。一部の石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国が減産措置を来年以降も続ける可能性を示唆したことが手掛かり。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は前日比56セント高の1バレル=64.94ドルで終了。月間ベースでは5.4%の値上がり。ロンドンICEの北海ブレント5月限は74セント上げて70.27ドル。

  ニューヨーク金相場はほぼ変わらず。四半期ベースでは2011年以来の3期連続上昇となった。金連動型上場投資信託(ETF)の保有量は約5年ぶりの高水準に近づいた。外交のタカ派とされるジョン・ボルトン氏の米政権入りを背景に、逃避需要が高まった可能性もある。金スポット相場は前日比ほぼ変わらずの1オンス=1325.17ドル。第1四半期は1.7%上昇した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は前日比0.2%安の1オンス=1327.30ドルで終了した。

  株式相場は第1四半期、変動の激しい四半期となった。1月に大きく上げた後、2月に入ると急落。ここ最近はテクノロジー株を中心に低調な動きとなった。30日のグッドフライデーは、欧米市場の大半が休場、また欧州の多くの市場は4月2日も休場となる。

  PNCインベストメンツのリッチ・ゲリーニ最高経営責任者(CEO)は、「この四半期を抜け出して一息つこう」と述べ、「現在の市場にはある程度の安定が必要だ。状況が落ち着くことを期待している」と続けた。

原題:U.S. Stocks Surge to Cap Wild Quarter, Bonds Gain: Markets Wrap(抜粋)
Crude Rebounds in March as OPEC Hints at Longer Oil-Output Cuts
Gold Forges Best Run Since 2011 as Stars Align for Bullion Bulls

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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