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Photographer: Lam Yik Fei/Getty Images AsiaPac
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中国経済見通しは引き続き堅調、米国との貿易巡る緊張でも

  • スタンダードチャータードの中小企業景況感指数は1年ぶり高水準
  • チャイナ・スチール・センチメント指数は69.09-米の関税発表でも
DONGGUAN, CHINA - JANUARY 26: A man crosses a street in the rain at the commerical district at Houjie town on January 26, 2016 in Dongguan, China. China's slowing economy and falling stock market have caused concerns for investors worldwide and many factories in manufacturing hub such as Dongguan have either closed down or reduced staffing levels. Official data reported its annual growth of 6.9 percent in 2015, the slowest pace in 25 years, and stock markets continue to plunge since the new year. (Photo by Lam Yik Fei/Getty Images)
Photographer: Lam Yik Fei/Getty Images AsiaPac

米国との貿易を巡る緊張が高まる中でも、中国経済の見通しは引き続き堅調だ。3月の民間先行指標がこうした状況を示した。

  英スタンダードチャータードが公表した3月の中小企業景況感指数は59.1に上昇し、1年ぶりの高水準を付けた。製造業の回復が主要なけん引役となった。同調査は全国の数百社が対象。

  同行の申嵐エコノミストはリポートで、製品需要が力強く持ち直し、生産が回復したと分析。1-3月(第1四半期)のビジネス活動は1年前に比べて幾分強まる一方、先行きはやや弱含んだと記した。

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  ロンドンを拠点とする調査会社ワールド・エコノミクスがまとめたセールス担当者景況感指数は3月に52.6と前月の51.9から上昇。昨年7月以来の高水準だった。サブ指数の製造業セールス指数は3年ぶりの高さ。

  商業衛星の画像を使って数千に上る工業施設の動向をモニターしている米スペースノウによれば、3月の中国サテライト製造業指数は51.7と、2月の51.6から小幅上昇した。

  ドイツの欧州経済研究センターと復旦大学(上海)の合同プロジェクト、チャイナ・エコノミック・パネル(CEP)が発表した今後1年の期待指数は1.4と前月の14.7から低下した。現況指数も悪化した。

  3月のS&Pグローバル・プラッツ・チャイナ・スチール・センチメント指数は100ポイント評価で69.09。米政府が鉄鋼・アルミニウム製品への関税賦課を発表したにもかかわらず、1年半ぶりの高水準となった。同指数は鉄鋼メーカーなど中国を拠点とする75-90の市場参加者を対象とした調査が基になっている。50を上回ると拡大を示唆する。

原題:Early China Indicators Show Outlook Undimmed by Trade Tension(抜粋)

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