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FANG株の急落、中国株にとって貿易戦争より深刻な脅威

中国株にとっては、トランプ米大統領が仕掛けた貿易戦争よりも、27日のテクノロジー株急落の方が深刻な脅威となっている。

  MSCI中国指数の年初来上昇率4.6%のうち、テンセント・ホールディングス(騰訊)、アリババ・グループ・ホールディング、サニー・オプティカル・テクノロジー・グループ(舜宇光学科技集団)のテクノロジー3銘柄が半分を占めている。この3社は売上高の大部分を中国国内で稼ぐ。シティグループによると、MSCI中国指数構成企業の売上高に米国が占める割合は5%にすぎない。MSCI中国指数が脆弱(ぜいじゃく)な点は、上昇のけん引役をテクノロジー企業に依存しているところだ。

  テンセント、アリババ、百度(バイドゥ)、サニー・オプティカルの4銘柄のみで、MSCI中国指数の過去2年間の上昇率70%のほぼ全てを占めた。同指数のリターンはS&P500種株価指数の2倍余りとなっている。

Tech Threat

  27日の米株式市場で、「FANG」と略称されるフェイスブックとアマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグル親会社アルファベットの4銘柄と他の大型テクノロジー株6銘柄で構成されるNYSE FANGプラス指数は5.6%安と、2014年9月までさかのぼるデータで最大の下落となった。

原題:FANG Selloff Threatens China Offshore Stocks More Than Trade War(抜粋)

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