トランプ大統領の支持率じわり上昇、不倫疑惑や政権混乱でも

  • トランプ氏はなお不人気ぶり目立つ-11月には中間選挙
  • 経済面の成果で支持率回復か、AP調査では47%が経済運営を支持

トランプ大統領

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

トランプ米大統領の支持率は、不倫疑惑や法律的問題、ホワイトハウスのスタッフの終わりなき混乱に直面しながらも上向いているようだ。

  今週公表された2つの主要な世論調査での支持率は、経済見通しの改善などを一因に40%台前半を付け、ここ1年近くの水準を上回った。ただ、11月に中間選挙を控える中でトランプ氏の不人気ぶりが依然として目立っている。

  AP通信ーNORCセンター・フォー・パブリック・アフェアーズ・リサーチによる世論調査とCNNによる調査では、トランプ大統領の支持率は共に42%だった。いずれの結果も2月の前回調査時より7ポイント上昇した。3月22-25日実施のCNNの調査では、支持率は2017年4月の44%以来、11カ月ぶりの高水準だった。APの調査で支持率が42%に達したのは昨年3月以来。

  2006年に民主党全国委員会の世論調査専門家を務めたコーネル・ベルチャー氏は「トランプ氏の支持率が約1年ぶりの高水準になったとはいえ、過去10年の大統領の支持率としてはまだ最低レベルだ」と述べ、「おおよそ38-42%の間で常に推移しているが」変化の大部分は共和党穏健派の支持の揺れに起因すると考えられると語った。

  トランプ大統領と議会共和党は減税などの景気刺激策を通じて多額の資金を経済に投じており、その影響が世論にも一部表れている。APが3月14-19日に1122人を対象に実施した調査では、トランプ大統領の経済運営を支持した割合は47%と、2月より2ポイント上昇。共和党の税制改革法案が可決される前の12月前半に比べると7ポイント上がった。

原題:Trump’s Approval Nudges Higher Despite Turmoil, Two Polls Find(抜粋)

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