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【NY外為】ドル上昇、一時107円台-北朝鮮問題緩和や月末需要で

更新日時
  • 北朝鮮が日朝首脳会談の開催を模索しているとの報道でドル一段高
  • 月末のポートフォリオ調整、米GDP上方修正もドルを支え

28日のニューヨーク外国為替市場ではドルが主要10通貨に対して上昇。月末需要に支えられ、円に対し2週間ぶり高値に達した。ドル指数は続伸し週間ベースの下げを縮小。北朝鮮の金正恩政権が日朝首脳会談の開催を模索しているとの報道を受け、ドルは上げ幅を拡大した。

  ニューヨーク時間の午後に新たなドル買い需要が見られ、ドルは主要通貨に対し上昇を維持。スウェーデン・クローナに対しては年初来高値に達した。

  ニューヨーク時間午後4時40分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.6%上昇し、55日移動平均に接近した。ドルは対円で1.5%高の1ドル=106円88銭。一時107円01銭まで上昇した。対ユーロでは0.8%上昇し1ユーロ=1.2308ドル。

On the Cusp

  月末を控えたポートフォリオ調整はドル買いに傾倒した。米商務省が朝方発表した2017年10-12月(第4四半期)実質国内総生産(GDP)確定値が前期比年率2.9%増に上方修正されたことも、ドル支援材料となった。

  レバレッジ投資家や日本の投資家によるドル買いが見られる中、月末のフローと、日本企業による海外企業買収の話題が円を圧迫した。

欧州時間の取引

  ドル相場が安定的に推移。月末の為替フローと円の下落を受けて、ドル指数は週間ベースの下落幅を縮小したものの、四半期ベースで下落に向かった。北朝鮮政権が非核化に前向きだとの中国政府見解を受けて安全資産への需要が後退、円は売られた。

原題:Dollar Surges on Month-End Bid, Setting 2-Week High Versus Yen(抜粋)
Dollar Steadies as Yen Extends Losses Despite Drop in Equities(抜粋)

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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