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ドイツ銀行、すでに複数の次期CEO候補と会長が面談

更新日時
  • ドイツ語が話せて監督当局と良い関係にある人物が求められる
  • クライアン氏が依然、最善の選択だとの大株主の声も
The logo for Deutsche Bank AG sits on the exterior doors of the bank's office in Berlin, Germany.

The logo for Deutsche Bank AG sits on the exterior doors of the bank's office in Berlin, Germany.

Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg
The logo for Deutsche Bank AG sits on the exterior doors of the bank's office in Berlin, Germany.
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

ドイツ銀行のパウル・アハライトナー会長はジョン・クライアン最高経営責任者(CEO)の後任候補として、すでに複数の人物と面談したと事情に詳しい関係者が明らかにした。よい後継候補が現れればCEOを更迭する計画の一環だという。

Paul Achleitner and John Cryan

クライアン氏とアハトライナー氏

写真家:Alex Kraus / Bloomberg

  関係者が匿名を条件に述べたところによると、次期CEO候補にはドイツ語が話せて監督当局と良い関係にある人物が求められている。候補者探しは後継計画において通常のプロセスだという。影響の大きい問題だとして匿名を希望した大株主の一人は、クライアン氏が依然、ドイツ銀トップとして最善の選択だと述べた

  クライアンCEOはドイツ銀を「制御された成長」軌道に乗せることができず、投資家の支持つなぎ留めに苦戦してきた。株価は年初から約29%下落。CEOに就任した2015年7月当時の半分以下となっており、昨年秋ごろからCEOへの批判が強くなっている。

  一方、独資産株式配分評価研究所(DGWA)のシュテファン・ミューラーCEOは、「ドイツ銀の問題の中心はアハトライナー会長だと思う」と、27日にブルームバーグテレビジョンとのインタビューで述べた。会長はここ数年に何人ものCEOを起用したが、「同行はどういうわけか依然として苦境にある」と指摘した。

  クライアンCEOとアハトライナー会長の関係が悪化しており、ドイツ銀がCEO更迭を検討していると英紙タイムズは報道。ゴールドマン・サックス・グループで国際部門CEOを務めるリチャード・ノード氏や、伊ウニクレディトのジャンピエール・ムスティエCEO、英スタンダードチャータードのビル・ウィンターズCEOなどを検討したと報じていた。

  ドイツ銀の広報担当、モニカ・シャラー氏はタイムズ紙の報道についてコメントを控えた。ゴールドマンは同紙に対してコメントを避けたという。

  ドイツ銀株は27日のフランクフルト市場で一時3.5%高となった。現地時間午後1時33分現在は1.4%高。

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左から、リチャード・ノード、ビル・ウィンターズ、ジャンピエール・ムスティエ氏

写真家:Jason Alden / Simon Dawson / Bloomberg

原題:Deutsche Bank Chairman Is Said to Hold Talks With CEO Candidates(抜粋)
Deutsche Bank Chairman Is Said to Talk With CEO Candidates (1)

(第4段落にコメントを追加します.)
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