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ECBリイカネン氏:早過ぎる引き締めに対し慎重、購入延長なお可能

  • 物価上昇圧力は予想より弱い状態が続いている
  • 基調的インフレが持続的に上向くと「信頼できる」兆候はまだない

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのリイカネン・フィンランド中銀総裁は、非伝統的金融緩和措置の解除はインフレ期待がECBの目標インフレ率を上回った時点で行うのがより安全だとの考えを示した。

  同総裁は27日、物価上昇圧力は予想より弱い状態が続いているとし、2%弱というECBのインフレ目標は、高過ぎても低過ぎても容認しないという意味で「上下対称」だと指摘した。2月のインフレ率は1.1%だった。

  「段階的な金融政策引き締めの基盤は、インフレ率が一時的に2%を超える可能性がインフレ期待の中でひときわ高くなった時に、より堅固になる」と語った。

  基調的インフレが持続的に上向くと「信頼できる」兆候はまだないとし、現在は9月末で終了予定となっている債券購入は延長可能だということに「留意しておくことが重要だ」と述べた。

Slow But Steady

Euro-area price growth has edged lower lately, but is expected to gradually pick up

Source: Eurostat, ECB

原題:Liikanen Cautions Against Tightening ECB Policy Too Soon (1)(抜粋)

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