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ヘッジファンドのバリアズニー、マクロトレーダー約10人退社-関係者

  • 一部トレーダーはアンセム研修プログラムから外される
  • 「アトラス・エンハンスト」、年初来の運用成績はマイナス2.6%

ドミトリー・バリアズニー氏率いるヘッジファンド運営会社バリアズニー・アセット・マネジメントでは先週、マクロトレーダー約10人が退社した。同社の主力マルチ戦略ファンドのうち2本は運用成績が今年マイナスとなっており、コストの削減に踏み切っている。

  事情に詳しい複数の関係者によると、一部のトレーダーは2016年にスタートした同社のアンセム研修プログラムから外され、この中には同プログラムのトップでマネジングディレクターのミテシュ・パリク氏が含まれていた。アンセムは投資を目的に少額の資金プールを若手運用者に与えるプログラムで、開始から利益を上げていたという。関係者によれば、アンセムに参加していないポートフォリオマネジャーのクリス・ラングマン氏(ロンドン在勤)やラフル・ラトーレ氏(ニューヨーク在勤)も退社した。
 
  同社は今年に入り元シタデルのトレーダー、ティム・ウィルキンソン氏をロンドンのマクロ投資責任者として採用。関係者によると、今回の人員削減はより大きな資金プールを任せる運用者の数を絞る方針転換の一環。

  退社したポートフォリオマネジャーの全てがコメントを控えた。2001年のバリアズニー創設に関わったスコット・シュローダー氏に電子メールと電話でコメントを求めたが、今のところ返答はない。

  同社の投資家資料によると、各ファンドのうち「アトラス・エンハンスト」の年初から3月16日までの運用成績はマイナス2.6%。「アトラス・グローバル・インベストメンツ」はマイナス1.8%となっている。バリアズニー氏が自ら運用するより規模の小さい「アトラス・ファンダメンタル・トレーディング」はマイナス6.4%。

原題:Balyasny Hedge Fund Is Said to Lose About 10 Macro Traders (2)(抜粋)

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