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JPモルガン、アマゾンの「アレクサ」でトレーダーに情報提供開始

  • アナリストリポートや関連情報を音声アシスタントで提供
  • ニューヨーク生命は販売員向けツールに音声アシスタントを活用
The new Amazon.com Inc. Echo devices sit on display during the company's product reveal launch event in downtown Seattle, Washington, U.S.

The new Amazon.com Inc. Echo devices sit on display during the company's product reveal launch event in downtown Seattle, Washington, U.S.

Photographer: Daniel Berman/Bloomberg
The new Amazon.com Inc. Echo devices sit on display during the company's product reveal launch event in downtown Seattle, Washington, U.S.
Photographer: Daniel Berman/Bloomberg

「アレクサ、アップルの目標株価がいくらかJPモルガンに聞いてくれ」。

  JPモルガン・チェースの顧客である機関投資家はアマゾン・ドット・コムの人工知能(AI)アシスタント「アレクサ」搭載スピーカーを通じ、このような質問をいまや簡単に聞けるようになった。両社はアレクサを活用したサービスの提供で提携し、アレクサはアナリストリポートやそれに関連した質問に回答できる。JPモルガンのマーケッツ・エグゼクション担当グローバルヘッドのデービッド・ハドソン氏は、債券やスワップの価格情報など他の機能についても試行段階にあると明らかにした。

  音声アシスタントは「明らかに、人々の日常生活に溶け込みつつある」とハドソン氏は話す。同氏はそう遠くない将来にトレーディングの執行にもアレクサを日常的に活用できるようになると見込むが、エラー防止のため顧客認証などセキュリティー強化策にいっそう務める必要があると付け加えた。

  JPモルガンは機関投資家向けにアレクサのサービスを開始した最初の企業の1社だが、消費者向けではこれまでに複数の銀行がアレクサの活用を始めている。ニューヨーク生命保険ではアレクサ活用の従業員向けツールを開発し、年内に1万2000人の販売員が保険商品の詳細を手早く参照したり、顧客らとの会合の準備をしたりできるようになる。

  ベイン・アンド・カンパニーが昨年実施した調査によると、口座情報の参照に音声アシスタントを活用することは顧客の間でますます受け入れられつつある。音声アシスタントを既に使っていると回答したのは米国で6%、使ってもいいとの回答は27%だった。

原題:JPMorgan Brings Amazon’s Alexa to Wall Street Trading Floors(抜粋)

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