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Photographer: Brent Lewin/Bloomberg
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ウーバー、東南アジア事業を同業グラブに売却で合意

  • 中国やロシアに続く急成長市場からの事業撤退
  • グラブとソフバンクの勝利に、ソフバンクはウーバーとグラブに出資
The Grab logo is displayed on a taxi in Bangkok, Thailand, on Friday, March 9, 2018. Grab, the dominant ride-hailing service in Southeast Asia, is close to finalizing a deal to acquire Uber Technologies Inc.'s business in the region and may sign a deal this week or next, according to people familiar with the matter.
Photographer: Brent Lewin/Bloomberg

米配車サービスのウーバー・テクノロジーズは26日、東南アジア事業を同業のグラブに売却することで同社と合意したと発表した。同地域では地元企業との激しい競争で、ウーバーは消耗戦を強いられていた。同社にとって中国やロシアに続く急成長市場からの事業撤退となる。

  合意に基づき、グラブは料理宅配サービスのウーバー・イーツを含む全ての東南アジア事業を取得する。ウーバーは見返りにグラブ株式27.5%を得るほか、最高経営責任者(CEO)がグラブの取締役会入りする。ブルームバーグ・ニュースは関係者の情報を基に、週末に両社の合意を伝えていた。

Grab Operations And Interview With CEO Anthony Tan

アンソニー・タン氏

Photographer: Ore Huiying/Bloomberg

  この取引はグラブとウーバー両社の筆頭株主であるソフトバンクグループと、グラブの勝利を意味する。2025年までに201億ドル(約2兆1000億円)規模に到達すると予想される東南アジアの配車サービス市場の競争緩和をソフトバンクは後押ししている。ソフトバンクの2月の発表資料によれば、ソフトバンクが出資するウーバーとグラブ、インドのオラ、中国の滴滴出行の4社は一日当たり約4500万回の配車を提供している。

  2019年に新規株式公開(IPO)を計画するウーバーにとっては、東南アジアからの事業撤退は損失縮小につながる。

SoftBank Group CEO Masayoshi Son Presents Earnings Figures

孫正義氏

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  グラブのアンソニー・タン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「この日の事業取得は新たな時代の始まりを意味する。統合後の事業は東南アジアのプラットフォームと費用効率で業界トップとなる」と述べた。

原題:Uber Cedes Southeast Asia to Chief Rival Grab in Latest Pullout(抜粋)

(背景などを追加して更新します.)
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