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米国産リキュール「アマーロ」を使って自宅でカクテルをつくろう

  • セントジョージ「ブルート・アメリカーノ」はソーダ割りで昼食時に
  • レオポルド・ブラザーズのフェルネットはミント系

イタリアは苦みのあるリキュールを独占しているわけではないが、世間は往々にしてそのように見てしまう。カンパリやチナール、アペロールなどは一般的にイタリア語で「アマーロ」と呼ばれ、欧州の食前酒で何世代にもわたって広く親しまれてきた。

  米国では「ネグローニ」などクラシックカクテルが人気を集めているが、肝心のリキュールは米国本土でつくられてこなかった。だが、こうした状況も変わろうとしている。

  ここ数年、バーテンダーらがアマーロを使ったカクテルを世に広めたことで、イタリアブランドのカンパリやチナールの売り上げは増加傾向にあり、米本土でのリキュールづくりは時間の問題だった。

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ブルート・アメリカーノ

写真家:Janelle Jones / Bloomberg

  しかし、カリフォルニア州アラメダにあるセントジョージ・スピリッツが「ブルート・アメリカーノ」(30ドル)の開発に着手した際、大きな課題として立ちはだかったのは、過去10年でインディアペールエール(IPA)タイプのビールに人気が集まっていたにもかかわらず、苦みに関しては欧州よりも許容度の低い米国人の味覚だった。同社のランス・ウィンターズさんは当初、フェルネット・ブランカ風のアマーロをつくろうと試みたが、最終的にはカンパリなどのアペリティーボ(食前酒)に近いものになったという。

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フェルネット・レオポルド・ハイランド・アマーロ

写真家:Janelle Jones / Bloomberg

  ウィンターズさんはブルートをソーダで割り、昼食時の低アルコールの飲み物として提供することを勧めている。もっと強いものを求めるなら、ジンとベルモットと組み合わせたネグローニがおすすめだ。

  同じく米西海岸のアマーロ「オーパ」(33ドル)は2014年秋に発売された。サンディエゴのカットウオーター・スピリッツによるシナモンとアニスで色付けしたスピリッツだ。レオポルド・ブラザーズのフェルネット(32ドル)はミント系となっている。

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フォーセイブの「マルセイユ」

写真家:Janelle Jones / Bloomberg

  ニューヨーク・ブルックリンの商品も忘れてはいけない。フォーセイブ・スピリッツは昨年1月にアマーロの「マルセイユ」(32ドル)を発売した。大半のアマーロと同様、マルセイユもそのまま飲んでも素晴らしいが、ブルックリンハイツのレストラン「コロニー」に勤めるバーテンダー、ブライアン・スミスさんはフォーセイブのアマーロとガリアーノのラペリティーボをスコッチ、ルバーブ果汁、ローズ、ライムと組み合わせ、いかに幅広く楽しめるかを示している。

自宅でできるカクテルレシピ

・ブールヴァルディエ
ライウイスキー、またはバーボン 1-1.5オンス
スイートベルモット 1オンス
ブルート・アメリカーノ 1オンス
氷を入れてかき混ぜ、レモンピールを添える。ジンがお好みならライウイスキーの代わりに使う。これでネグローニの出来上がり

・シマ・スリング
サトウキビ・コメが原料の日本の焼酎 1.25オンス
カットウオーターのオーパ 0.75オンス
ライム果汁  0.75オンス
パイナップル果汁 0.75オンス
コアントロー 0.5オンス
シェイクし、氷をたくさん入れたコリンズグラスなどに注ぐ。マラスキーノチェリーやカクテルアンブレラを添える

・バルダーダッシュ
セントジョージのブルート 1.5オンス
ストレガ 0.5オンス
アガベシロップ 0.75オンス
レモン果汁 0.75オンス
シェイクし、冷やしたカクテルグラスに注ぐ。オレンジピールで飾り付け

原題:Upgrade Your Home Bar With an American-Made Amaro(抜粋)

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