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米ボーイング株、3月は2年で最大の下げへ-中国との貿易戦争懸念で

  • 関税の影響に「本当の未知の要素ある」-カナコードのハーバート氏
  • 関税巡る米中摩擦が広範囲な貿易戦争につながれば航空機需要を抑制

航空機メーカーの米ボーイングの株価は今月、月間下落率が2年ぶりの大きさになるペースだ。関税を巡る米中関係の緊張で、航空機需要を抑制する広範囲な貿易戦争につながる恐れがあるためだ。

  トランプ大統領が中国製品に幅広く輸入関税を賦課する計画を決めたのを受け、中国は報復措置を発表。記録的な受注残からの収益が見込まれるボーイングの先行きに不透明感が高まった。貿易戦争が世界経済に影響し、飛行機旅行の伸びに打撃を与えれば、ボーイングは苦戦することになる。

  

Mixed Bag

  カナコード・ジェニュイティーのアナリスト、ケン・ハーバート氏は「これには本当の未知の要素がある」と述べ、「プラス方向に転じることは決してない。問題はこれが潜在的により大きな問題になるのか、小規模な減速にとどまるかだ」と指摘した。

  ボーイング株は22日、5.2%安の319.61ドルで終了。3月の下落率は12%近くに達した。これはダウ工業株30種平均構成銘柄の今月の下落率では最大。

原題:Boeing Set for Worst Month in Two Years on China Trade War Fears(抜粋)

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