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アッヴィの株価急落、「ヒュミラ」に代わる大型新薬確保に暗雲

  • 1営業日の下落としては過去最大-S&P500銘柄で値下がり1位
  • 肺がん治療薬「Rova-T」の迅速承認は求めないと発表

アッヴィは、関節リウマチ治療薬「ヒュミラ」によって医薬品業界の巨大企業に成長したが、投資家は次の大型新薬確保に向けた同社の展望に懸念を強めている。

  アッヴィは22日、肺がん治療薬として開発中の「Rova-T」について米食品医薬品局(FDA)と協議した結果、迅速承認制度に基づく承認は求めないことを決めたと発表。これを受け、アッヴィの株価は13%安の98.10ドルで終了し、1営業日の下げ率としては過去最大となった。S&P500種構成銘柄で値下がり率1位となり、アッヴィの時価総額は230億ドル(約2兆4100億円)近く落ち込んだ。

  同社は2016年の58億ドルでのステムセントルクス買収で「Rova-T」を取得。ヒュミラが競争上の脅威にさらされる前に次の大型新薬になることを期待してきた。特許によって守られているヒュミラの17年売上高は184億ドルと、アッヴィの売り上げ全体の65%を占めた。

原題:AbbVie Leads Market’s Plunge as Bio Blockbusters Face Reckoning(抜粋)

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