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Photographer: Craig Warga

適温経済は今後も続く、リセッションの兆し当面見られず:PIMCO

  • 米国と欧州、英国、中国の今年の成長見通し引き上げ
  • 世界的な景気回復にもかかわらず、金利は低水準にとどまる公算大
The Brooklyn Bridge, left, and Manhattan Bridge stand at dusk in this aerial photograph taken above New York, U.S., on Friday, June 19, 2015. The Standard & Poor's 500 Index fell, with the gauge dropping below its price for the past 50 days, while Treasuries retreated.
Photographer: Craig Warga

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の最新の経済見通しによると、世界の経済成長は持続する公算が大きく、向こう半年から1年間にリセッション(景気後退)の兆しはなさそうだ。

  ヨアヒム・フェルズ、アンドルー・ボールズ両氏は22日公表されたリポートで、「世界で同時進行している景気拡大局面は、昨年にはより高速なギアにシフトし、この6月で10年目に突入することはほぼ確実だ」と指摘。「なお良好な金融状況と財政面の後押しを踏まえると、ゴルディロックス(適温)経済が突然終わるとの臆測は行き過ぎであることが読み取れる」と説明した。

  PIMCOは米国と欧州、英国、中国について、2018年の成長見通しを昨年12月時点の予測から上方修正した。一方、メキシコとインドの予想は引き下げた。

  高水準の債務と生産性の低い伸び、低水準の貯蓄率が続く中、政策担当者は金利を比較的低水準に維持する公算が大きい。

  フェルズ、ボールズ両氏は「危機後の回復にもかかわらず、経済成長を維持するには危機前より低い金利が必要だと引き続き考えている」とリポートに記した。

原題:Pimco Sees More Goldilocks Growth, Recession Beyond Horizon (1)(抜粋)

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