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Photographer: Krisztian Bocsi
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大和証券G:フランクフルト現法社長に高橋氏、ブレグジット布陣

更新日時
Skyscrapers stand in the financial district as commercial and residential property is seen on the city skyline in the financial district in Frankfurt, Germany.
Photographer: Krisztian Bocsi

大和証券グループ本社は、英国の欧州連合(EU)離脱に備え設立した独フランクフルトの現地法人の社長に、高橋真学ジュネーブ支店長を充てる人事を固めたことが、複数の関係者への取材で明らかになった。

  関係者によれば、大和証Gは最終調整中で、実際の就任には現地規制当局からのライセンス認可が条件となる。同社は23日午後、ジュネ―ブ支店長にパリ駐在員事務所に出向中の加藤紀朗氏が4月1日付で就任すると発表した。青山弘樹広報担当はフランクフルトの人事についてコメントを控えた。

  同社はフランクフルト現地法人の登記を完了、現在大和コーポレートアドバイザリーが入るオフィスビルに入居する予定で、約30人の陣容で業務を開始する方針だ。今月からロンドン在勤の従業員10人から15人に異動を通知していく計画で、現地での採用も実施する。

  大和証Gの株価は、前日比27.8円(4%)安の672.4円で取引を終えた。昨年10月下旬以来の安値となった。

海外経験

  同社は昨年6月、フランクフルトに証券現地法人を設立し、規制当局にライセンス申請を行うと発表。欧州ではロンドンを中心に約450人が勤務している。

  金融機関各社は、EUと英国の間に合意ができない状態での強硬離脱(ハードブレグジット)を想定し、欧州域内の顧客と市場へのアクセスを維持するため、対応を急いでいる。

  高橋氏は2002年に大和証Gに入社、5年間豊橋支店でリテール営業に携わった。同社のウェブサイトに記載されている新卒採用のための社員紹介によれば、ニューヨークなどこれまで3度の海外勤務経験がある。スイスのジュネーブでは、営業戦略の立案や機関投資家との関係構築に努めている。

英語記事:Daiwa Securities Is Said to Pick Head for Post-Brexit Unit (1)

(第2段落以降に会社発表と株価について追加しました.)
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