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トランプ政権安保担当補佐官にボルトン氏-マクマスター氏の後任

更新日時
  • トランプ大統領は国家安全保障チームの刷新を継続
  • ボルトン氏はブッシュ政権で国連大使、タカ派の意見持ち込む可能性
元国連大使のジョン・ボルトン氏

元国連大使のジョン・ボルトン氏

Photographer: Andrew Harrer
元国連大使のジョン・ボルトン氏
Photographer: Andrew Harrer

トランプ米大統領は22日、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)の後任として元国連大使のジョン・ボルトン氏を起用すると発表した。

  トランプ氏はツイッターで、「2018年4月9日付でジョン・ボルトン氏が新しい国家安全保障担当補佐官に就任する。マクマスター氏の貢献に深く感謝する。マクマスター氏は素晴らしい仕事をし、常に私の友人であり続ける」とコメントした。

  大統領は予定されている北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談を控え、国家安全保障チームの多くを交代させており、3月13日にはイラン核合意など外交政策を巡る意見相違があったとしてティラーソン国務長官を解任した。

  ボルトン氏は弁護士で、FOXニュースのコメンテーターや保守派寄りのアメリカン・エンタープライズ研究所のシニアフェローも務める。2005ー06年にブッシュ政権の国連大使だったボルトン氏はトランプ大統領を水面下で頻繁に訪問し、ここ数週間はマクマスター補佐官の交代を公然と働き掛けていた。

  今回のボルトン氏起用でトランプ大統領は外交政策の穏健派をタカ派寄りのアドバイザーに入れ替えることになる。イラン合意を擁護し、北朝鮮との外交交渉を助言したティラーソン氏の後任には、米朝関係でより強硬なスタンスを求めるポンぺオ中央情報局(CIA)長官が就任する予定。

  マクマスター氏は1年前に解任されたフリン前補佐官の後任として政権入りしたが、国家安全保障会議から複数の側近を解雇したことなどを巡り、大統領と衝突していた。
  

原題:Trump Replaces McMaster With Bolton as National Security Adviser(抜粋)

(ボルトン氏の経歴などを追加して更新します.)
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