コンテンツにスキップする

ドイツ銀とクレディS、「ボラティリティーのボラティリティー」で打撃

  • ドイツ銀とクレディ・スイスはそれぞれ5.1%安と3%安で終了
  • 「1月は堅調、2月は奇妙、3月はあれもこれも」とティアムCEO

欧州の投資銀行は年初のボラティリティー上昇でトレーディング業務の収入が改善すると喜んでいた。その楽観はすぐに消えてしまった。

  ドイツ銀行は21日、ユーロ高と同業務の資金調達コスト上昇が証券部門の1-3月(第1四半期)業績への逆風となると明らかにした。通期のトレーディング収入増見通しを先週示したばかりだった。

  クレディ・スイス・グループのティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)は先月、投資銀行部門の「健在ぶり」を宣言していたが、第1四半期が混沌としていると語った。ロンドンで開催のブルームバーグのイベントで、「1月は堅調、2月は奇妙な月だった。3月はあれもこれもだ」と話した。

  戻ってきたボラティリティーは両行が期待したものとは違ったようだ。ドイツ銀の法人・投資銀行部門の共同責任者、マーカス・シェンク氏は「ボラティリティーは総じてわれわれ全てにとって恩恵だが、高くなり過ぎると皆が打撃を受ける」として、今後は「ボラティリティーのボラティリティー」があるだろうと話した。

  21日の取引で両行の株価は下落。ドイツ銀は5.1%安、クレディ・スイスは3%安で終了した。

原題:Volatile Volatility Leaves Europe’s Investment Banks Whipsawed(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE