Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

ユーザー情報流したコーガン氏、フェイスブックに通知していたと主張

  • 公式プラットフォーム使ってアプリの利用規約を「商用」に変更した
  • ユーザー情報の外部移転を禁じる方針が存在していたとFBは主張

米フェイスブックのユーザー5000万人の個人情報を自分が開発したアプリを使って収集し、それを英データ分析会社ケンブリッジ・アナリティカ(CA)に流したケンブリッジ大学の研究者、アレクサンドル・コーガン氏は自らの行動をフェイスブックに通知していたが、同社は阻止しなかったと述べた。

  コーガン氏は大学の同僚に宛てた電子メールで、フェイスブック側の説明は「でっち上げ」だと指摘していた。

  コーガン氏によれば、同氏は2014年にフェイスブックのアプリ開発者向け公式プラットフォームを使って自分のアプリの利用規約を「研究」から「商用」に変更したが、その際フェイスブックの反対は全くなかった。これはコーガン氏がサービス利用規約に違反し、虚偽の申し立てを行ったとするフェイスブック側の主張と食い違う。

  コーガン氏はブルームバーグが入手した3月18日付の電子メールで、「ユーザーらはデータの売却・ライセンシングを含め、データを幅広く利用する権利をわれわれに与えることになると、われわれは明確に述べた。これらの変更は全てフェイスブックのアプリ・プラットフォーム上で行われ、その結果フェイスブックはこのアプリの性格を検討し、問題を提起する能力を完全に有していた」と指摘した。

  一方、フェイスブックはコーガン氏が商用アプリを立ち上げた時、入手したユーザーのデータを外部に移転することと、友達のデータをユーザー体験のフェイスブック内の測定以外に利用することを禁じる社の方針が存在していたと主張。フェイスブックの広報担当アンディ・ストーン氏は 「コーガン氏が自分自身のサービス利用規約で自分の意向を述べていたかどうかに関わりなく、同氏はフェイスブックの方針に違反した」と述べた。コーガン氏はフェイスブックが雇った独立した電子情報分析調査官から監査を受けることに同意している。

原題:Facebook App Developer Kogan Defends His Actions With User Data(抜粋)

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