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パウエル議長:資産価格は一部市場で過去に比べ高いように見える

  • 金融システム全体が直面する「脆弱(ぜいじゃく)性はわずか」
  • 高いレバレッジや過剰で大量のリスクテークは見当たらず

米連邦準備制度理事会(FRB)の新議長が一部資産価格の高騰を示唆しても、何も心配する必要なさそうだ。

  パウエルFRB議長はニューヨーク時間午後3時(日本時間22日午前4時)すぎに、「株価や特定市場の商業用不動産価格」など一部資産が過去の水準に比べて高いように見えると述べた後、金融システム全体が直面する「脆弱(ぜいじゃく)性はわずか」にすぎないとコメント。これを受け、S&P500種株価指数は一時、下げを回復して上昇した。  

  この日のパウエル議長証言への反応は比較的楽観的で、2014年7月に米連邦準備制度が金融政策報告書で中小型のバイオテクノロジー株とソーシャルメディア株のバリュエーション(株価評価)が高まっている指摘した際には市場は動揺した。
  

S&P 500 and Powell

  パウエルFRB議長は就任後初の連邦公開市場委員会(FOMC)で、景気加速の兆しが見える中、利上げを決めた。FOMC後の記者会見での発言は、イエレン前議長の2月の見解に同調する内容で、パウエル議長は「危機前に見られたような高いレバレッジや過剰で大量のリスクテークは見当たらない」との認識を示した。

原題:Powell Says Asset Prices Elevated in Some Areas, and Stocks Rise(抜粋)

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