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【米国株・国債・商品】株が上げを消す、FOMC結果受け乱高下

更新日時
  • NY原油は6週ぶり高値に上昇、予想外の在庫減少で
  • 2019年のFOMC政策金利予想の修正受け利回り曲線スティープ化

21日の米国市場では株が反落、米国債は上昇した。パウエル議長の下で米連邦公開市場委員会(FOMC)として初の政策決定が行われ、声明や議長会見を消化する中で荒い値動きとなった。政策決定は、一部投資家が予想していたほどタカ派的でないと受け止められている。

  • 米国株は反落、FOMCの結果こなしつつ乱高下
  • 米国債は上昇、短期ゾーン中心に-10年債利回りは2.88%
  • NY原油は続伸、6週間ぶり高値-米在庫が予想外に減少
  • NY金は上昇、FOMCが今年利上げ3回との予測を維持

  
  S&P500種株価指数は2日続伸に向かっていたが、引け間際に上げを消してマイナスに転じた。FOMCは利上げを決定し、経済が引き続き力強さを増す中、年内にあと2回の利上げを想定していることを示唆した。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%下げて2711.93。ダウ工業株30種平均は44.96ドル(0.2%)安の24682.31ドル、ナスダック総合株価指数は0.3%安。ニューヨーク時間午後4時45分現在、米国10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い2.88%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続伸。6週間ぶりの高値となった。米国の原油在庫が予想に反して1カ月ぶりに減少したことが買い材料。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は前日比1.63ドル(2.6%)高の1バレル=65.17ドルで終了。これは2月2日以来の高値水準。ロンドンICEの北海ブレント5月限は2.05ドル上げて69.47ドル。

  ニューヨーク金相場はFOMC後も上昇を維持。スポット相場は5週間ぶりの大幅上昇。FOMCが2018年の利上げは計3回との見通しを引き続き示したことから、当局が年内利上げに一段と積極的になるとの警戒が和らいだ。ニューヨーク時間午後2時48分現在、金スポット相場は前日比1.3%高の1オンス=1327.81ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限はFOMC結果発表前に、前日比0.7%高の1オンス=1321.50ドルで終了した。

The Fed's New Dot Plot

  FOMCはフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を1.5-1.75%のレンジに引き上げることを決定し、経済見通しの改善を理由に、2019-20年の金利軌道予想の傾斜を強めた。就任後初の記者会見でのパウエル議長の発言は市場をほとんど動揺させず、個々の当局者の予測を重く見ない姿勢も示した。同議長の基調的なメッセージは、大幅なインフレ上昇を伴うことなく、財政政策が引き続き経済成長を押し上げるというものだった。

  プリンシパル・グローバル・インベスターズのチーフグローバルエコノミスト、ロバート・バウア氏は、米金融当局が「年内の金融引き締めについてより積極的なアプローチを示唆するのではないかと臆測されていたが、18年に利上げ3回という想定は予想に沿っている」と話した。

  米国債は短期債中心に上昇。5年債と30年債の利回り差はパウエル議長の記者会見開始後に前日比で拡大に転じた。

原題:Stocks Whipsaw Investors After Powell Rate Hike: Markets Wrap(抜粋)
USTs Rebound Amid Powell Talk, Reversing Post Fed Decision Drop(抜粋)
Oil Rallies to Six-Week High After Surprise U.S. Storage Slump(抜粋)
Spot Gold Gains as Fed Sticks to Forecast for 2018 Rate Path(抜粋)
PRECIOUS: Gold Rallies as Dollar Weakens Ahead of Fed Decision(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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