米中古住宅販売:3カ月ぶりに増加、タイトな在庫状況続く

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全米不動産業者協会(NAR)が発表した2月の中古住宅販売件数は市場の予想以上に増加し、3カ月ぶりのプラスとなった。在庫が少ないにもかかわらず、雇用増加や減税で需要が支えられていることが示唆された。

中古住宅販売のハイライト(2月)

  • 販売件数は前月比3%増の年換算554万戸、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は540万戸。前月は538万戸
  • 販売価格(中央値)は前年同月比5.9%上昇の24万1700ドル
  • 在庫は前年同月比8.1%減の159万戸、データのある1999年以降で2月としては最低水準

  NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は記者団との電話会議で、「住宅価格の上昇は全く止まっておらず、底堅く力強い住宅需要を証明している」と指摘。「価格が下がっているならば、転換点の可能性を示唆している可能性があるが、そうした状況はあまり見られない」とし、在庫状況は引き続き「非常にタイトだ」と述べた。

  販売を地域別でみると、4地域のうち西部で11.4%増加。南部では6.6%伸びた。一方、北東部では12.3%、中西部は2.4%いずれも減少した。

  販売に対する在庫比率は3.4カ月で、1月から変わらず。NARは同比率が5カ月を下回ると供給タイトと認識している。

  一戸建て販売は4.2%増の年率496万戸。集合住宅は6.5%減の58万戸だった。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:U.S. Existing-Home Sales Rebound Even as Inventory Remains Tight(抜粋)

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