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バークシャー:昨年の唯一「賢明」な株式取得、支払額をようやく開示

資産家ウォーレン・バフェット氏は、会長兼最高経営責任者(CEO)を務めるバークシャー・ハサウェイが昨年行った「賢明」な取引は1件だったと述べていたが、その取引規模が明らかになった。積み上がる同社の手元資金への影響はあまりなかったようだ。

  当局への届け出によれば、バークシャーはパイロット・トラベル・センターズの株式38.6%の取得で27億6000万ドル(約2940億円)を支払った。パイロット・トラベルは、長距離トラックドライバー向けにレストランや休憩施設を展開する非上場会社パイロット・フライングJを保有する。バークシャーは昨年10月に株式取得について発表したが、当時取得額については明らかにせず、その後の米証券取引委員会(SEC)への届け出でも開示していなかった。

  バフェット氏は、膨らむ手元現金を大きく活用し、それを上回るリターンを得られるような大型の投資を狙っている。昨年は大型買収の機会が得られず、バークシャーは年末時点で1160億ドルの現金・財務省短期証券(TB)を保有。今年2月の株主向け年次書簡では、昨年の唯一の「賢明」な取引はパイロット・トラベルの株式取得だった説明。非保険グループの収益を大幅に増やすには1つ以上の「巨額買収」を行う必要があるとの見解を示していた。

原題:Berkshire Finally Reveals Price of Its Only Major Deal in 2017(抜粋)

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