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きょうの国内市況(3月20日):株式、債券、為替市場

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●日本株は3日続落、米国テクノロジー株安と政治不透明-輸出中心安い

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  東京株式相場は3営業日続落。米国株市場でフェイスブックなどテクノロジー株が大きく下げたほか、米政治情勢の不透明感も根強く、リスク資産を敬遠する売りに押された。電機や機械など輸出株、化学や医薬品株が安い。半面、銀行など金融株の堅調は株価指数を下支えした。

  TOPIXの終値は前日比3.68ポイント(0.2%)安の1716.29、日経平均株価は99円93銭(0.5%)安の2万1380円97銭。

  しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は、「フェイスブックの問題を機に個人情報に対する規制が厳しくなれば、どこに影響が出るかは不透明。米国でもし影響が広がるなら、セクターアロケーションを通じ日本でもテクノロジー株が売られやすくなる」と指摘した。

  東証1部33業種は医薬品や電機、小売、化学、精密機器、機械、食料品、繊維など16業種が下落。電気・ガスや保険、証券・商品先物取引、非鉄金属、海運など17業種は上昇。売買代金上位ではファナックやSUMCOが安い。半面、業績計画の上方修正と増配方針の日本郵政、玄海原子力発電所再稼働の差し止め申し立てを佐賀地裁が認めない、とNHKが報じた九州電力は高い。

  東証1部の売買高は11億8168万株、売買代金は2兆2560億円。値上がり銘柄数は947、値下がりは1025。

●長期金利が小幅上昇、米FOMC控え調整売り-流動性供給入札は無難

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  債券市場では長期金利が小幅上昇した。この日に実施された流動性供給入札を無難に通過したものの、日本の祝日や米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて持ち高調整の売り圧力が掛かった。

  現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の350回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高い0.04%で推移した。

  バークレイズ証券の押久保直也債券ストラテジストは、「流動性供給入札は金利水準が低いということもあり、盛り上がる結果ではなかったが、たんたんとショートカバーが入って無難に通過した」と指摘。「あすは国内市場が休みでFOMCも控えており、ポジション調整の範囲内で相場は小幅安といった状況」と言う。

  長期国債先物市場で中心限月6月物は前日比1銭安の150円88銭で取引を開始。一時は150円83銭まで下落した。引けにかけてやや下げ渋る展開となり、結局は2銭安の150円87銭で引けた。

  財務省が残存期間5年超15.5年以下の国債を対象に実施した流動性供給入札の結果は、投資家需要の強弱を反映する応札倍率が3.55倍と、前回の同ゾーン入札の3.8倍をやや下回った。

●ドルは106円台前半、FOMC控えて小じっかり-米利上げペースに注目

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=106円台前半で小じっかり。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて米利上げペース加速の可能性が意識される中、ドル買い・円売りがやや優勢となった。

  ドル・円は午後3時41分現在、前日比0.2%高の106円28銭。朝方付けた105円93銭を日中安値にじり高となり、一時106円35銭まで値を切り上げた。ポンド・円やユーロ・円などクロス円(ドル以外の通貨の対円相場)での円売りがドル・円の支えとなった。市場では、世耕弘成経産相が午前の記者会見で米国の鉄鋼・アルミ関税について日本製品が品目別で除外される可能性は高いと発言したことも多少円売りに作用したとの指摘も聞かれた。

  あおぞら銀行市場商品部為替マーケットメイク課の渡辺秀生課長は、ドル・円は「FOMCに向けたポジション調整中心」の動きと説明した上で、FOMCでは「今年の利上げ回数が3回から4回に引き上がるか」が焦点になると指摘。「今年に入り金利と為替の連動性が薄れているため、仮にタカ派的なトーンが出て、米金利が上がった時にドルが上がれるかどうかが注目。米金利が上昇してもドルが今一つ上に行けないという状況になれば、先々の105円割れなどのリスクも視野に入ってくる」と話した。

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