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ブラックロックはイタリア債を敬遠-総選挙の結果が影を落とす

  • 3月4日総選挙の結果は予想される中の最悪だったとシール氏
  • ブラックロックはイタリア債の投資配分をアンダーウエートに設定

米資産運用会社ブラックロックによれば、4日実施の総選挙の結果、議会が絶対多数政党不在となったことが、イタリア国債にさらに暗い影を落としている。

  ブラックロックで債券担当副最高投資責任者(CIO)を務めるスコット・シール氏は、総選挙の結果について、予想される限り最悪だったと分析。反エスタブリッシュメント(既存勢力)政党「五つ星運動」と、反移民の立場を取る右派政党「同盟」(旧北部同盟)が政権樹立を競う状況で、同社はイタリア債の投資配分をアンダーウエートにしている。

  欧州中央銀行(ECB)の資産購入プログラムでは、各国の経済規模に応じて定められたECBへの出資比率(キャピタルキー)が債券購入額に反映されるため、イタリアが最大の受益国の一つだった。ECBが同プログラムの年内終了を探る中で、政治的行き詰まりがイタリア債の魅力をさらに損ないつつある。

Lacking Concern

原題:BlackRock Shuns Italian Bonds as Political Turmoil Adds to Gloom(抜粋)

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