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木原財務副大臣:保護主義への懸念、G20声明に明記へ-各国から指摘

  • 「盛り込まれないことあり得ない、相当なボリュームが出てくる」
  • 北朝鮮は世界経済のリスク、「国際社会一致して断固たる行動を」

木原稔財務副大臣は、アルゼンチン・ブエノスアイレスで19日(現地時間)開幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の共同声明に保護主義への懸念が明記されるとの見通しを示した。現地で記者団に話した。

  木原氏は、米国による鉄鋼・アルミニウム輸入関税の導入を背景に各国から保護主義を懸念する声が相次いだ事を明らかにした上で、「盛り込まれないことはありえないし、しかも相当なボリュームが出てくるのではないか」と語った。

  2月には米国株式市場の暴落が世界同時株安につながり、円が急伸した。木原氏はG20で「世界経済は引き続き堅調に推移しており、最近の金融市場の大きな変動は世界経済のファンダメンタルズを反映したものではない」との見解を各国に説明。

  現在の世界経済のリスクとして、保護主義などの内向き政策や金融政策の正常化に伴う資本フローの変化のほか、地政学リスクを挙げ、「北朝鮮の脅威に対して国際社会が一致して断固たる行動を取るべきだ」と訴えたという。

  木原氏は国会対応のため欠席した麻生太郎財務相の代理としてG20に出席した。

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